【ＮＥＷＳスクランブル】地球温暖化でホッキョクグマに危機 サンスポ.COM
地球温暖化の影響で北極圏周辺の海氷が減少、主に氷上でアザラシなどの餌を捕食するシロクマ(ホッキョクグマ)の生活圏が狭まり、シロクマの栄養状態が悪化しているそうです。
海氷はホッキョクグマが餌となるアザラシなどを捕らえるのに欠かせない。餌を食べる時期にクマは長時間を氷の上で過ごし、氷が少なくなる夏場にはクマは陸地の上でほとんど餌を食べずに過ごす。研究チームは「氷の上で餌を捕る時間が短くなって、ホッキョクグマの栄養状態が悪化し始めているのではないか。さまざまなデータが、既に温暖化がクマの生息に悪影響を与えていることを示している
中国の非効率的なエネルギーの大量消費は、黄砂に乗せて環境汚染を東アジア一帯に撒き散らすとともに、地球温暖化に大きな影響を与えていると思われます。覇権国家としての大国ぶりを世界に知らしめたいのは中国の勝手ですが、アメリカの真似をしてエネルギー消費大国として地球環境を破壊するのは、いずれは*1自分の身にも降りかかり、地球温暖化による自然災害や、それによってもたらされる食糧不足へとつながってゆきます。中国が自らを律することを放棄しているのならば、国際的な枠組みを作ってでも中国にたいして地球環境の破壊を防ぐ方策を強制する必要があるのではないでしょうか。そしてエネルギー消費効率を改善し産業排出物のクリーン化を可能とする最先端の技術を持ち、また中国による環境破壊の影響を大きく受ける可能性のある日本こそ、中国のエネルギーや環境問題に対して改善を働きかけるのに最も適した国です。日中間の歴史認識や靖国問題など、地球温暖化や中国の急速な工業化による環境破壊の影響に較べれば取るに足らないことです。安倍新総理もせっかく火中の栗を拾いに訪中するのならば、その辺のことについてじっくり中国首脳と話し合っていただきたいものです。
*1:というか現在でも中国は産業排出物による環境破壊や砂漠化による水不足が深刻な問題になっていますが
