龍神沼の自由帳

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経済雑感

欧州各国の株価の戻りが遅いことと、アジアを中心としたエマージング諸国の株価の戻りが早すぎること。既にリーマンショック以前の株価まで戻している国がいくつかあったりして、世界貿易がいまだ縮小しているところでそれってどうなんだろうかとか、そういえば欧州諸国のエマージング市場への投資はかなりでかかったよな、エマージング諸国の経済が復調すれば貸し倒れのリスクも小さくなるなとか、いろいろ考えてみるわけです。
ぶっちゃけエマージング市場とかそれぞれの市場規模は小さいから、狙って相場を上げるなんて結構簡単だと思うんですよね、コモディティ市場と一緒で。理性的に行動すれば、上げ相場を演出することで投資の回収とかも容易にできるんじゃないかなあ。
まあなんにしろ、アメリカもEUも金融機関の不良債権の本格的な処理はあまり進んでない状態なんで、処理のための資本の手当てとか結構きついですよね。競合者多いから資本の増強のために高金利で債権発行しなきゃいけないし、長期金利は上がるし、国債とも競合するし、日本の金融機関と違って*1大変だなあ。バブルで利益出しても全部借金返済に廻るんだろうな。

*1:まあ日本でも住友三井とか新生とか青空とかババ掴んで大騒ぎなとこもありますが