龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

3月17日を最悪の下げ幅で迎えた日本市場

故に、株価の大幅な下げに対して最も耐性があるのも日本の市場ということになります。企業の会計上でも既にほぼ暴落時の株価で処理されており、4月以降に取得した株券でなければ含み益がいまだにある状況です。ということで3月17日線を越えて株価が下落しても大幅な含み損が発生するわけでなし、企業の保有する株式が大量に市場に放出されるということは余り考えられないでしょう。というか投売りするんだったらもっとずーっとはやい段階でやってるでしょう、日本の企業は物持ちがいいですね。まあ個人投資家や海外の投資家たちはそれに当てはまらないんで、これから東証でもパニック売りとか大量に出るんじゃないですか。
勘違いしてはいけないのは、仮に日本の株価が比較的に高値で留まったとしても、それは日本の企業が評価されているからではなく、日本の株の流動性が低いため、売りが少なく価格が下がらないだけということです。まあ、アメリカや中国みたく無理やり株価を維持しようとしてるんじゃないだけましですがね。