龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

401Kのバカヤロー

 結局401K(確定拠出年金)なんて、株の玄人筋のための儲け資金供給源じゃん。
 これを見て欲しい。日経平均チャートギャラリーより
 これを見ると近々3年間、企業の会計年度の期首に当たる4月の直前の3月を中心に、毎年日経平均が上昇している。ついでに言うと1月は必ず下がっている。そして4月以降大幅な下降局面に入っている。これから読み取れることは、1月に保有株を売りに出て利益を確定させ、相場が下がった局面から買いに入り、3〜4月位に相場が高値局面に入ったところで再度売りに出る、という動きをすれば必ず儲けが出るということである。いうなれば相場の動きが定型化しているわけだ。こういう相場の動きを可能とするもの、それが401Kによる株式投資信託である。つまり401Kがスタートするのはたいていの場合*14月からであり、そのための大量の資金が新たにその時期に市場に供給されるため、ほっといても相場は上昇してしまうのである。これでライブドアショックで暴落した相場がすぐに戻ったのも説明できる、何しろ3月には確実に相場が上がるのわかってるんだから、安心して、つか相場が暴落してる分儲けも大きくなるんで、いくらでも資金を突っ込めるって言うことだ。で相場がいったん上がりきったところで、相場が安値のときに買った株を売れば素人でも大もうけですわ。たぶんちょっと株に詳しければ誰でも儲けを出せるはず。これってサラリーマンの老後の資金を食い物にしてるわけだ。こんなわかりきったことは401Kの説明会のときに当然説明するべきなんだが、誰もそんなことは言わない。ある意味超大掛かりなインサイダー取引ともいえる。
 ということでこれから401Kをはじめることになるサラリーマンの皆さん、最初は元本確保型のプランでスタートし、相場が大幅に下がる4月以降から国内株式に手を出すのがお勧めである。くれぐれも龍神沼みたいに、いきなり国内株プランに手を出さないように、それだけは心に留め置いて欲しい。
 あと、たぶん国内債権プランのほうでも同じようなことになってると思うんで、暇な人は調べていただきたい。
 ちなみにこれは日経チャートを見ながら憶測と予見と妄想で書いたんで、あんまり本気に取らないように。

 ・・・ということは、龍神沼のフィデリティ・日本成長株・ファンドは12月まで塩漬けということですか。景気のほう頼みますよ、安倍晋三さん。

*1:面倒だから確認はしていないが