まず最初にこれを見てください。
約一年半の401Kの運用実績です。何とか80,000円強のプラスになっています。総掛金の3％ばかりの運用益がでました。日経平均が17,500円を超えていた2006年4月、ボクの401Kがスタートした時の運用比率は国内株式投資100％だったわけで、気がついたときには25万円ほどの差損が出ていました。いやもうなんと言うか我ながら良く頑張ったとしか言いようがありませんね。海外株式投資信託にしときゃよかったとか、海外債権の利益ごっついなとかは後で思ったことで、マイナス250,000円という恐るべき事態を認識してからはいろいろと株式投資について勉強させてもらいました。
ところでこの表の運用タイプの2段目、フィデリティ日本成長株・ファンドっていうのが載ってますが、これうかつながらさっき気づいたんですが、運用商品の預け替えをして取り扱いを辞めたと思っていたこのクソフィデリティファンド、じつは新規の商品購入が全部こいつになっていた、つまり運用の変更をしていなかったんですね。変更のタイムラグで一月分だけ残ったと勘違いしてたんですが、これが実は毎月7500円分購入されてたわけです。その結果は4ヶ月で−2823円、投入資金の9.4％を毎月損していました。仮に今までずっとフィデリティで全額運用していたらなんと254000円あまりの差損が出ていたわけで、250000円の差損が出てた頃の株価が15,500円位だったかな、で今日の日経平均が15,200円（13：44）、ほとんど株価の流れに任せた運用実績じゃありませんか。ということで、なーんにも考えないで401Kで国内株式投信を選んだままずっと放置している人は、開始した時期にもよりますが1割近い運用金が現時点で差損として出ていることになるわけで、皆さーん老後の資金が目減りしてますよ、と大声で叫んであげたい気分です。投資は自己責任とか言いますけど、401Kなんていう瞬発力に欠ける資金運用では、資金を減らすのは簡単でも増やすのはかなり難しいですね。
