龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

奥歯にモノが

ジム・ロジャーズのブルームバーグ・インタビュー :外国株広場

(前略)
最近で最後に中国株を買ったのは2008年の12月頃だ。すでに発車して動き始めた汽車に飛び乗ろうとするのは私のスタイルではない。むしろ相場が崩壊しているときに買い向かいたい。
中国の場合、今後、10年、15年先、いつかはわからないが「崩壊」に等しいことが起こるだろうし、その時まで買い出動するのは待っていても遅くはない。
今の中国の株式市場がバブルだとは私は言っていない。ただ、もう僕は買い増さないよということを言いたいのだ。(繰り返して言うと、売りもしていない。)
(中略)
中国はコモディティーを買い続けないといけない。コモディティーを買うという面において、中国は弱い立場にある。なぜなら買わずに済ますことは出来ないからだ。だから中国はコモディティーを買ったらちゃんと支払期日までに耳を揃えてキッチリ支払をするし、あの手、この手で安くコモディティーを仕入れようとする試みも成功していない。市場価格を支払わされる羽目に陥っている。
(中略)
マーガレット:すると中国経済の復活というのは政府の融資などによる人工的なもので、本当の回復ではないのか?
中国経済の多くの部分は本当に好調だ。たとえば水処理の分野はすごく需要が強い。なぜなら汚水の問題はとても深刻だからだ。スモッグもひどいので環境関連のビジネスの商機は大きい。インフラや農業の再建なども重要課題だ。
中国の農家へは諸々の奨励振興策が施されている。だからこの分野は投資機会が多い。そのような分野は世界がどうなろうと一定の需要がある。
(後略)

これって中国経済への皮肉にしか見えないんだけど。
あんた本当に中国おすすめなんですか、中国の経済成長の暗黒面で儲けようという気満々じゃないんですか。