スリランカ内戦でＬＴＴＥ幹部投降、市民10万人以上が脱出：ロイター
コロンボ ２２日 ロイター］ スリランカ政府軍は２２日、同国北部の非戦闘地域で進める反政府武装勢力「タミル・イーラム解放の虎（ＬＴＴＥ）」の掃討作戦で、ＬＴＴＥの幹部２人が投降したと発表した。
また、ＬＴＴＥによって同地域に捕らわれていた市民の脱出が１０万人を超え、避難先となる難民キャンプへの登録が行われている。
ふつうに考えれば、市民と共にゲリラが戦闘領域から脱出するのを防ぐため、政府軍側が非戦闘員であるゲリラ側住民も含めて包囲したんだろう。ゲリラ側が自派市民を人道的に扱えば扱うほど軍事的に弱体化してしまう。特に食料の不足は致命的になる。政府軍としては住民もゲリラも一緒くたに攻撃しても別にかまわんし、というか、敵対民族だし国際社会の監視の目が無ければ、ジェノサイドだって起こっているんじゃないのか。中国が手を突っ込んでる国はこれだから。
