龍神沼の自由帳

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予想通りの脆さ

中国広東省の靴製造企業、約1000社が倒産に:IB Times
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12月12日、アジア靴業協会秘書長である李鵬氏によると、広東省全省において、およそ1000社の靴製造企業が倒産したという。また、東莞市では、1000社以上ある企業のうち、200から300社がすでに倒産した模様。
一部の台湾系企業はベトナムで生産ラインの増設を計画しているとのこと。
 この背景には、人民元為替レートの切り上げ、労働力コスト、生産手段価格の上昇や、輸出還付税率の調整、加工貿易政策の調整などがあると見られている。

元高は、低賃金以外に進出する魅力のない植民地型組み立て加工企業からみれば、中国に立地するメリットがなくなったということであるのがよくわかりますよね。一方、中国の内需をあてに進出した企業は、廉価な中国産コピー商品との泥沼の消耗戦に巻き込まれ、気がついたら権力をバックにした中国資本に工場が乗っ取られていた、とね。
今から中国進出、なんて馬鹿なこと考えている企業はいないだろうと思いますが、もしも進出を計画しているんなら止めたほうがいいですよ、って書いてみるテスト。
それにしてもこのIB Timesていうサイト、中国に関してネガティブな記事がほとんど載ってませんけど、どなたが資本出してるんですかね。