龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

仮想オタ的観点からバブルへGO!!を語ってみたり(ネタバレあり)

龍神沼個人としてはバブルってあんまり実感が無いんだよねー、あの頃はバブル期なのに木材不況でひいひいいってた奈良県北部で営業で走り回ってたし、接待とかとも縁が薄かったし、しかも結婚する前後の事で遊ぶ余裕も無かったしね。唯一バブルを感じたのは、披露宴を福岡の日航ホテル*1でやらされたことぐらいかな。
ということでバブルへGO!!タイムマシンはドラム式、バレンタインデーでカップルだらけのシネマコンプレックスで見てきました。感想なんだけど、CXよ、映画のお楽しみ要素を前もって残らず漏らすなんてとんでもない奴だ、ってとこかな。実際バブル期のトーキョーなんて一回チラッと素通りしただけであとはマスコミからの情報しか持っていないんで、ああそんなことあったんだと思っただけで何の感慨も浮かんでこなかったね。ストーリーはバブル崩壊は作為的なもんで悪玉がいてっていう感じで、最後はバブル崩壊を食い止められてよかったねっていう奴で、タイムパラドックスを華麗にいいとこ取りしてたのが印象的。見所はバブル期の東京の浮かれた情景とかあの人はあの頃とかってとこなんだろうけど、先に書いたようにバブルに大した思い出の無い個人的状況とCXの馬鹿の所為でその辺はスポイルされてたんで、自分的には広末が船上パーティーで踊るシーンが受けましたね。みんな一緒にステップ踏んでる中で広末が一人ヒップホップなダンスをはじめ周囲がどん引きするシーン、バックトゥーザフューチャーに敬意を表して挿入したんでしょうね。
でここからが本題、結局バブル崩壊は起こらず未来に帰った広末たちが見たのはバビロンが現世に現れたような未来都市東京だったんですが、実際のところバブルがはじけなかった日本がそこまで発展するでしょうか、ってするんですよね、なんせタイムマシンがあるんだから。17年前にしか戻れないタイムマシンだけど、それで充分、何度でもやり直しはききますから、結果的に一回も失敗を起こさない国家運営ができちゃうわけです。しかも17年後の最新テクノロジーも簡単に運び込めちゃう、*2もう最強、世界の覇権を手に入れるのも簡単です。ただ実際そんなタイムマシンがあったら、いくら極秘にしててもアメリカが黙っちゃいないでしょう。アメリカに隠して運用できれば問題ないだろうけどたぶん無理、ここはアメリカと手を組んで世界を日米の天下にするほうが簡単でしょう。えっ、911って何、アルカイダって何のことっていう世界が映画の2007年にはきっと待っているんですね。スペースシャトルの2度目の事故とかもなくなってて、今頃は宇宙新世紀になってるかもね。

*1:日航の経営再建のため売却みたいですね、ちょっと寂しい

*2:大きさに制限はあるけどね