南京事件の映画の話題がネットの中で一部盛り上がっているようですが、私が思うにそんな60年も前のことをどうたらこうたらいう前に、今中国大陸で起きている強者による弱者への迫害とか弾圧についてどうにかしたいとか思わないのかなあ。60年前に死んだ人の命は決して救うことはできないけど、チベットや東トルキスタンでの住民迫害や漢民族への同化政策、法輪功学習者へのの弾圧、腐敗した地方権力による失地農民の抗議行動に対しての武装民警による鎮圧、とどまるところを知らない工業化に伴う環境汚染と住民の健康被害、即決裁判による死刑の横行、数多くの悲惨な中国の状況について声を上げることで少しでも改善をはかることができるんではないでしょうか。すでに失われている命と今失われようとしている命、どちらが大事かは議論の必要も無いと思います。
