龍神沼の自由帳

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装甲巡洋艦大山型(おおやまではない)

阿蘇装甲巡洋艦に続いて同型を改良して建造された。
基準排水量21000t水線長225m最大幅23.5m、55口径20.3㎝自動砲連装4基8門搭載,発射レート10/min(最大)、98式65口径10.5㎝連装高角砲8基16門搭載、主要部に20㎝砲防御、弾薬庫・司令塔に対30cm砲防御、速力34ノット航続距離18ノット19500㎞
缶室に新開発の高圧缶を採用、装甲兵装において対空防御力を強化、電子兵装前提の設計が施され、一部対空兵装は限定的ではあるが電探に連動した射撃管制が可能となった。昭和19年4月に一番艦が就役、以降同年8月に月山、20年1月に白山、3月に雷山が続いた。
当初の目的だった敵前衛艦隊を重装甲に守られた20センチ自動砲8門の高火力で撃破するという局面はすでに戦局の変化により戦術構想から外されており、強大な対空戦闘力と高機動を活かした空母機動部隊の直衛艦としての活躍を期待された。
同型艦大山、月山、白山、雷山