龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

涼宮ハルヒの消失

まあ見てきたわけで、特に思うものが残らなかったため感想とかスルーしようと思ったけど、ネタがないのでメモぐらいの気持ちで残しておく。
今考えると、いったいなにに期待して2年間待たされたのかなんにも浮かんでこない。別に長門βの頬染めが見たかったわけじゃないし、キョンの全篇の5分の4近くを占める一人語りを聞きたかったわけでもない。素敵不思議なタイムパラドックス話だって、笹の葉とか後始末篇とかをあわせて見なけりゃすっと理解できるものではないし、古泉のわかったようなよくわからん解説は余計に混乱させられるだけのもので、ほとんど助けにならない。ハルヒにいたっては最初の顔見世後は中盤過ぎまで消失中で、やっと出てたハルヒβはひと暴れしたら、別れの言葉さえなく世界ごと消滅させられる。最後の出番ではデレっぱなしで見ちゃあいられない。一番のお気に入りの朝比奈さんは、最初っから最後まで大人バージョンも含めて影が薄いまま。唯一存在感を持ち続けたのは、唯一すべてを把握した存在だった朝倉なんだけど、その描写がなんか表面的で、クラスの人気者の仮面の下に隠れている怖さや不気味さがあまり表現されてない感じ。あと、ハルヒのアニメ全般に言えることだけど、キョンの感情表現がおおげさすぎるというか暑苦しい。見ていてうざかった。それと尺長すぎ、もっと絞れるシーンがだいぶあったんじゃないか、ハルヒβが出るまでに1回だれたし、後半も表現が冗長すぎるシーンが何回かあった。
とりあえずそんなとこかな。