龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

コンクリートから農地へ

簡単に
人口減少が続くと、郊外へ郊外へと発展してきた都市が縮小し始める。老年人口の増加はインフラが整って暮らしやすい都市への人口集積につながる。
結果、従来面で広がっていた居住地域が鉄道という線でつながれた点へと変化していく。そして郊外の住宅地は無人化が進み、それがさらに生活インフラの悪化を招き、郊外の団地や住宅地からはほとんど人がいなくなってしまうだろう。
荒廃していく都市近郊住宅地を放置しておくと、治安の悪化やインフラ維持のため社会コストの増大を招く。そこで逆に人口の都市集積を積極的に進め、郊外居住者を移転させ、無人化した住宅地を撤去し農地に戻す公共事業で、公共投資による雇用確保と景気拡大、農地の増加による食糧安保の推進、都市への人口集積による社会コストの低減を図るという政策が、将来的に必要になってくると思う。