龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

日本が本気出したら

再び世界の工場にぐらい簡単になれる、日本の場合工業に必要なインフラがほとんど揃っている、港湾、道路、電力、水資源、に加えて国内でほぼ全ての資材や部品を調達できる工業力、ほとんどのものを自主開発できる技術力、生産のためのマネージメント能力は世界最高水準、足りないのは廉価な労働力だけである。つまり労働力を輸入して日本式に教育するだけでいいわけで、本当はわざわざ海外へ工場進出する必要などないのだ。しかしそんなことをすればかつてのように世界中の国々と貿易摩擦を起こすことになり、なんだかんだと叩かれるだろう。さらに海外からの労働力の輸入は社会的コストを増大させる。そういうわずらわしさを回避するために日本の工業は海外進出をしているわけで、決して日本のパフォーマンスが落ちてしまったということではないのである。