龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

みんな集まれ、集まらな♪いと

アパッチ野球軍っていうアニメがありまして、子供だった龍神沼だけど、そこに表現されていた社会にものすごい違和感を感じていました。あまりにも貧しく暴力的、今風に言えば民度の低い社会、戦後すでに20年以上経っていた日本と余りにかけ離れていた、その物語の風景に龍神沼は全く馴染むことができませんでした。
今考えると、あれは日本に舞台を置き換えた、国民党政権下の台湾の話ではなかったか、そう思ったときかつてあった日本が失ってしまったもの、そしてそれを大切に守っていた人達がいたこと、そこに思いを馳せたとき、胸にこみ上げてくる何かを自分は心のどこかにもちつづけているんだな、と感じました。