龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

正直者が馬鹿を見ていたようです

「架空資産バブル」の崩壊はこれから、BISの積極関与も必要:ロイター

金融危機実体経済の悪化をもたらし新たな損失を招いているが、欧米金融機関に対する不信の本源は、彼らが精緻な資産査定を怠っており、隠れた損失がまだ明らかになっていないことにある。
 「かつて山一証券が倒れたときは、負債は資産の100%をわずかに上回る程度だった。だが、リーマンの負債総額は資産の10倍だった。典型的な投資銀行では、資産の過大計上、負債の過小評価が行われている可能性が高い。これまでの資本注入が十分なのか、外部からは知るすべも無い」と、慶應義塾大学商学部の深尾光洋教授はいう。
 90年代後半の日本の金融危機では、1998年から1999年にかけて、金融機関の資産を査定した上で、資本注入の必要性の有無や、破たん処理の必要性などを判断した。しかし、米国は同様の査定を実施していない。
 米国では、Mark―To―Market(時価会計)ではなく、Mark―To―Model(自行に都合の良いモデルを使った会計)やMark―To―Myth(作り話に合わせた会計)が日常化している可能性があるという。

馬鹿正直にBIS規制を守って、銀行潰して、資本注入やってひいひい言っていた日本は,外資から見れば葱を背負った馬鹿なカモに過ぎなかったということですね。本来日本人に分配されるべき経済成果が外資に思いっきりむしりとられて、日本は15年不況に嵌まっちゃったわけですが、まあ因果応報、今度はあんたらの番ですね。禄に担保資産の裏づけもなくレバレッジ掛け捲ったマネーゲームをやっていた奴らに生き残りのチャンスはあるんですかね。とりあえず奴らが負債を飛ばした先のSIVの実体はいまだに不明な部分が多いから、その辺のぼろが露見し始めたらもう一段の金融パニックが起きるんでしょうね。