龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

中国はもう終わりかけていると思うんだけど

なぜ新興国の経済成長に期待できるのかさっぱりわからないんですが、この期に及んでも中国が成長するから投資するなら中国って勧める人が多い。今世界は新興国への投資どころじゃない状況です。しかし成長するためには原資が必要で、中国の貯蓄率の高さが成長を後押しする原資なんですか。問題はまずそのデータが本当に正しいかどうか、貯蓄率が本当に高かったとしても、中国のどの階層の貯蓄率が高いのか。それを預かっている金融機関に問題はないのか、貸付が既に不良債権化していて実態が明らかになったら取り付け騒ぎでパニックが起こるとか充分ありそうなんですが。っていうか株価の暴落、不動産市場の暴落、大量の輸出企業の倒産、海外投資の失敗、金融機関での不正融資というか使い込みの多発、本当に中国の銀行は健全なんでしょうか。嘘に嘘を重ねているんじゃないんですか、共産党一党独裁だから表面化しないだけで。拝金主義の横行や地方行政府の腐敗とか毎日ニュースになっているのに、他人におすすめするほど中国を信頼できるんですか。
とかいろいろ書いているのは、元高とか賃金の上昇のせいで既に先進国にとって中国は有望な投資先でなくなっているからです。仮に中国の内需に期待するとしても、制約が多く競争力を失いかけている中国本土に工場を作るより、ベトナムとかバングラディシュに工場を作るほうが競争力があるという状況においては、中国は経済成長を続けようとするとき自前の資本以外に期待できるものはなく、その源泉たる国民の預金が本当に期待できるものなのでしょうか。毒餃子や殺人ミルク、有毒玩具からペット殺しのペットフード、風邪薬に偽装した毒薬、こんなものが市場に流通しまくっていたり、鉄筋抜きのおから建築の公共施設や鉄筋減量の橋梁が毎日のように倒潰している中国という国を信用して投資とか本当に責任をもってお勧めしているんでしょうか。
私は中国政府も、中国企業も、中国人も、中国製品も、中国の経済成長も、中国を褒め勧める人も、全て信じないことにしています。どのくらいの割合で存在するか知れない全うな中国人には悪いけどね。*1

*1:乱文だけどまとめるのが面倒だから放置