龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

無責任

先週、はしゃいでた証券アナリストは、腹を掻っ捌いて死んだほうがいい局面がきそうですね。しかし前回(3月)もそうだったんだけど、株価が1000円ぽっち戻したぐらいで鉦や太鼓を鳴らしてはしゃぎまわり、それ14,000円越えだやれ15000円は通過点だと大声で騒ぎまくる、で彼らの声がひときわでかくなったころから市場は急速に模様を転じ、次の底に向かって急降下を始める。去年後半以降何度も繰り返された光景、それがいつまでも通り続けるんなら、証券アナリストなんて専門用語が使えれば誰でもなれる職業なんじゃないのとか思ってしまいますね。
日経平均が続伸:識者はこうみる:ロイター
●景気回復を先取る動き、過熱感は乏しい
東海東京証券マーケットアナリスト 鈴木誠一氏>

株式市場は景気後退の終わりを視野に入れた動きとみている。直近の米国のリセッション期間は約8カ月。昨年12月のリセッション入りから計算すると、2008年7月にリセッションは終了することになる。株価の底は4カ月先行するため、今年3月の安値が底だったことになる。

米国のリセッションはまだ入り口の段階じゃないんですか、サブプライム関連の損失なんて、まだ予想される金額の3分の1も計上されていないし、不動産市場の低迷が耐久消費財市場に本格的に影響を及ぼし始めるのもこれからでしょう。アメリカの消費はホームエクイティローンが住宅価格の下落によって使えなくなる層が増えてくるにしたがってこれからどんどん冷え込んでいくというのに、なんちゃって減税とか一時しのぎにもならんでしょう。景気後退が終わりそうとか、終わっているのは(ry
まあ他の分析はほとんどベアなんですけどね。