サブプライムローン債券の発行額、08年に安定化の可能性＝Ｓ＆Ｐ：ロイター
スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は１０日、米サブプライムローン（信用度の低い借り手向け住宅ローン）に関連した証券の発行額について、さらに減少した後、来年には安定する可能性があるとの見方を示した。
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Ｓ＆Ｐはこれについて「０７年上期の組成・発行額は０６年から小幅な減少にとどまったが、０７年７月以降は急速に減少している」と指摘。その上で、貸し手が融資基準を厳格化するに伴いローンの質は改善する見通しだとし、それが関連証券の格付け安定化にもつながるはずだと付け加えた。
ただ、０６年および０７年上期に組成されたローンは、その他の年に組成されたローンを引き続きアンダーパフォームする可能性が高いという。
誰も欲しがらないものが廃れていくのって当たり前のことじゃないですか、問題になっているのは最後に書かれているように既に発行済みの債権が市場で燃えないごみになっていることでしょう。ほとんど意味のないこの記事って、やっぱサブプライムローン問題が解消に向っているように見せる印象操作なんですかね。
で、今回の米利下げ、当然ながら2段階切り下げが前提なんでしょうねえ。利下げ期待だけであれだけ株価を戻せるんだから、利下げって美味しいですね。
