日本にVTRが普及しだしてから何年になるでしょうか。龍神沼がTVのクイズ番組でビデオデッキ貰ったのは27〜8年も前のこと、ちょうどあの頃から普及が本格化し始めたんじゃないですかね。そしてビデオデッキあるところ録画済のビデオテープあり、うちの実家には祖父さんが撮り貯めたビデオテープが壁面を埋め尽くすように数百本、いや千本くらいあるかも、内容は紅白歌合戦やら大河ドラマやらなにやらで、ほんとに見るために撮ったのかそれ、実は録画済テープを貯めるのが趣味なんじゃない、とか思ってしまうほど大量に存在しています。どこの家庭もそう、とは思いませんが、日本中に録画済のビデオテープが浜の真砂並みに存在しているのは間違いないでしょう。
その大量のテープをWeb上にアップして分類し、検索によって必要な映像を簡単に手に入れることができたら、まあ人類の進歩にはほとんど貢献しないでしょうが、資料としてだけではなく娯楽の対象としていろいろと楽しむことができるでしょう。そして日本ではそのためのツールがほとんど完成しかけています。もちろんそれはニコニコ動画です。日本の膨大な映像資料が着々とニコニコに集積されつつあるのです。特定の時代の特定の映像を、簡単な操作であなたのPCのディスプレイ上に再現できる環境がもうすぐそこまで近づいて来ている、そんなことを昨日暇つぶしに考えていました。
