ヒズボラの指導者ナスララ師は、イスラエル兵拉致に対するイスラエルの反撃が予想外の規模だったことについて、ヒズボラの行動が間違った判断のもとに起こされたことをを認めた。
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/060828-210523.html
【カイロ28日鈴木眞吉】レバノンのイラン系イスラム教シーア派根本主義過激派武装組織ヒズボラのナスララ事務局長は27日、レバノンのテレビ局とのインタビューの中で、多大な人的物的被害を出した今回の対イスラエル戦の引き金を引いた「イスラエル兵の殺害と拉致」は、「これだけの大戦闘の結果を予測していれば、絶対にしなかった」と述べ、「間違った判断だった」ことを認め、後悔の念をあらわにした。
1000人を超えるレバノン国民を死亡させた責任追及の声が国内外から高まりつつあることを交わす狙いがあるものとみられる。
それではヒズボラはイスラエルがどう反応すると考えていたのだろう。ヒズボラが判断を間違えたのは、関係諸国の対応がイスラエルのレバノン侵攻にかなり寛容だったことと*1、住民を楯にしたヒズボラの戦い方に対してのレバノンの国民感情だったのではないだろうか。
戦いが済んで残された瓦礫の山を目の前にすれば、余計なちょっかいを出して国土を荒廃させたヒズボラの責任が余計に目に付いたであろうし、この発言は意図するところとは逆に、レバノンでの反ヒズボラ感情を高めることになるかもしれない。
ソースは世界日報だったのかとさっき気づいた。まあバイアスはかかってないだろうからかまわんな。