龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

わらしべの艦隊

 敵の艦艇を鹵獲したり、大破擱坐した敵艦を浮揚修理したりして戦力化した仮想戦記、あのラバ空の剛龍とか紺碧艦隊の旧太平洋艦隊所属戦艦辺りから始まり、焦熱の波濤のエセックス級空母改めとかイラストリアス級改めとかクリーブランド級いやブルックリン級だったかなあらためとか、第七航空戦隊の旧レキシントンとか元旧式米戦艦群とか*1、覇者の戦塵の元オランダだっけかな駆逐艦改造の112号哨戒艇(元ネタ艦)*2、浅海に沈んだPOWを防空戦艦にしたあれとか、最近ではかなり無理のある設定だけどイギリスの装甲空母2隻を戦力化したあれとか、そんな貧乏臭い*3話が大好きです。
 史実では平甲板駆逐艦スチュワートを修理した第102号哨戒艇くらいしか目立った活躍をしたのはいないけど、将棋の駒みたいに分捕った敵艦を自戦力とする話、それもだんだん分捕り艦の数が増えて大艦隊になっていくなんて、ほんと胸がわくわくしちゃいますぜ。早く橋本先生続きを書いてくれないかな。
 まあ現実、螺子一本から規格が違うし、もちろんマニュアルもないし実際に修理運用するとなれば凄く手間がかかるでしょうし、船体や機関や主砲以外のほとんどの装備は自国製に置き換えないと使えたものじゃないでしょうけどね。南太平洋海戦でホーネット鹵獲したけど、技術研究用の資料にしかならなかったっていう仮想戦記もあったような気がするな。

*1:手元に本が残ってないんで艦名とかわからなくなってます

*2:史実では哨戒艇は109号までしか戦力化されていません、うち106号は工事未完了で放置、この106号が元ネタのようです

*3:一部そうともいえないのもあるけど