龍神沼の自由帳

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海の牙城第3巻『ハルゼー突撃』篇

 まあ皆さんこの地図ちょっと見てやってください。中央公論新社さんごめんなさいm(_ _)m どう考えてもこの展開だと第8艦隊は真珠湾に向かっていて、ハルゼー艦隊の迎撃はできません。当然この巻では大和vsモンタナのリベンジマッチはありそうにないです。かわいそうなのは志摩提督、第五艦隊全滅必至です。慰めは北上発の93式魚雷が何本当たるかだけ、しかし当たり様によってはおそらく低速戦艦ぞろいの米艦隊なんで作戦を途中で断念する恐れも無きにしも非ずです。しかしおごれるハルゼーも第4巻では袋にされること必至、傷だらけで退却するハルゼー艦隊に46cmの鉄槌が落ちることでしょう。
 一方のスプルーアンス率いる*1マリアナ攻略艦隊、戦術目標はグアム島奪回でしょうが、空母14隻ではちょっと戦力不足な感じですね。硫黄島を先制攻撃することで、逆にマリアナの航空部隊と第一機動艦隊に時間的余裕を与えてしまい、挟撃される隙を作ってしまったかもしれません。しかしまあ半年も間を空けてしまうと、孤立しているトラックはどうなったかとかグアムの航空兵力再建できるんじゃないの、とか熊猫さんが出張ってきそうだなとか余計なことを考えてしまいます。
 ところで本土を蹂躙されたのはどっち?何か傷みわけみたいな気がするなあ。

*1:米国海軍2大スター揃い踏みだね