龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

空の贈り物(いたって迷惑)

昨日関東の空が気象庁発表によると煙霧に覆われました。ネットでは「アレは大陸から飛んできた黄砂だ」、「いやそうじゃない土埃が舞い上がったものだ」と、かまびすしい様相を呈していましたが、「お上の発表が正しい、陰謀論ネトウヨ黙れ」っていう上から目線の論調が目立ちました。だがしかし気象庁の発表はほんとに正しかったのか。たしかに気象庁の発表では黄砂はあの時点で九州北部あたりにしか届いていませんでしたが、その前日中国内陸部の砂漠地帯で大規模な砂嵐が発生していまして、衛星写真でもはっきりと捉えられていました。ここで数年前に起こったアイスランドの火山爆発のことを思い出してください。あの時その噴煙は成層圏まで達し、ヨーロッパ上空が火山灰に覆われ航空路が長期にわたって閉鎖されたことがありましたね。仮にですよ、砂嵐で吹き上げられた大量の砂があの時みたいに高高度まで舞い上がり、偏西風に乗って通常の黄砂のスピードよりも早く日本上空に達し、何らかの気象条件により関東に降り注いでいたとしたら、こう考えることはできないでしょうか。気象庁の黄砂の観測は通常の黄砂の飛んでくる高度で観測されているだろうから、偏西風に乗った黄砂は観測していなかったということもありえますしね。関東でも煙霧は度々起こっているということですが、今回の煙霧とか殆どの人の記憶に無いような規模のものですし、前日に中国で起こった大規模な砂嵐由来のもの、すなわち黄砂でしょ、っていうのが本日の暇つぶし考査でございました。