龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

制御された暴落

航空母艦への航空機の着艦を表現する言葉として制御された墜落と言うのがありますが、今の日本の株価の暴落に対してもその表現が有効なのではないかと。
キーワードは時価会計、これの取りやめはほぼ確定で、後はいつからという時期の問題だけになっているようです。企業としては当然それに対応した施策を考えているでしょう。取得時の価格で会計に入れるようになるのなら、今もっている資産をいったん手放し、より安い価格で最入手する。それが実現可能ならば将来的な含み益を大きく確保することができます。今現在企業が保有している株式は、9月の暴落時の株価で計上されています。9月30日日経平均は11,259.86円です。仮にこの時点の株価でいったん株を手放し、10月10日日経平均の8,276.43円で再取得できたら、約3000円の売却益と同時に同額の含み益が株の売却再購入がなされなかった場合に対して発生するわけです。これはまさに一粒で二度美味しい、もし龍神沼が経営者だったら万難を排して必ずやります。やらせてください。まあおおっぴらにそれをやったら当然社会的非難の嵐でしょうから、バカとヘッジファンドは使いようってとこで、暴落はヘッジファンドのせいですよとか自社が表に出ないようにするのは当然ですね。
というようなことを、「現状の日本株の下落は往き過ぎだ、なんか裏があるに違いない」とかお風呂で考えていた龍神沼の結論として皆様にお知らせします。
いかさまなんです、釣られて売らない様に、どうせいずれは戻すんだから、よっぽどお金に困っていなけりゃあせらず静観です。お金があれば今からでも買いです。相場が更に下がってくれるのなら、余計買いやすくなるんだからありがたいことです。