なんかNY市場で株価が大きく戻しております。原因はFRBが新手の資金供給策を採ったからだそうです。
NY市場 新方式でのターム物オペ増額にドル買い戻しの動き：クルーク
新たな方式であるターム証券貸出ファシリティー（TSLF）は現行の国債貸出制度の貸出期間を翌日物から28日間に延長、また担保の種類を連邦政府機関証券、政府系住宅ローン担保証券（MBS）、そして、AAA格付けの民間住宅ローン担保証券へ拡大する。
知識が足りないんでいまいち判らんのですが、金融機関などが保有する現在の市場では信用力を失っている担保証券に、連邦政府の保証を付けてあげるっていうことなのかなと。これによって担保能力を引き上げて資金調達がスムーズに行えるようになる、のかな。
それにしても40兆円とか、凄い資金供給ですね。それでも貸し渋りが続いたら、アメリカ政府とFRBの信用度がた落ちになりますね。まあ株価が12000ドル台に戻っているからそれはないんだろうけど。というかミソは各国中央銀行が協調するというところなのかな、いつの間にそんな話まとめたんだろう。
ところでなんで日銀はこの協調行動に参加していないんだろうか、というかこれは日銀総裁後継問題に対するプレッシャーとして、あえて日銀が参加していないということなんだろうかなと。
日本銀行 3月11日の5中央銀行の措置について：クルーク
昨日銀行株が上がっていたということは、ある程度この話が漏れ聞こえていたということですかね。でも昨日の株価ですでに織り込み済みということはないだろうから、今日は金融株を中心に大きく値を戻す展開になるんだろうな。
