龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

頭脳は子供体は大人

初音ミクの商用問題が大人の決着で終わってよかったですねと、最初に一言。
まあこんなエントリー上げてたんですけど■《時事因縁》ドワンゴvsクリプトン

泥仕合するのはいいんですけど、いちいちお互いがネットで自己主張を繰り返すのは、双方にデメリットばかりで企業イメージを悪化させるんで得策ではないですね。お互いが合意した部分についてのみ共同発表するようにしたほうがいいんじゃないですか、そのほかの部分については協議中ということで黙っておくと。
感覚的には、間に入った代行業者ってのが結構曲者臭いっすけどね。どういう経緯でその代行業者にしたのか、その業者って実績あるの?背後関係はとか知りたいこといっぱいですね。
なんにしろ話がこじれて双方が感情的になっちゃうと、まとまるものもまとまんないし双方のユーザーに迷惑がかかることになりますから、冷静に水面下で話し合いをしてほしいですね。

大体においてエントリーで書いたような方向で解決したみたいです。というかエントリー通りなら本当の話し合いはこれからなんでしょうけどね。
でー、せっかく話がまとまったところでなんなんですが、今回の揉め事の大人の事情なんかをちょっと、火曜サスペンス脳の龍神沼が読み解いてみようかと思います。まああくまでも想像で何のソースも無いんで笑って読み流してください。
揉め事のきっかけについてはいろんなところで書かれてるんで言及しませんが、話が大きくなったのはクリプトンの社長がいきなりぶり振りと怒り始めたところからです。で、DMPの対応がそれに油を注ぐようなものだったんで、ネット上でのユーザーを巻き込んでの大乱戦、であちこちからもっとやれだの大人になれよだのと野次馬を含めての大騒ぎになりました。そして沈黙の4日間、25日に双方から和解が発表されていきなり鎮火。行き違いは全部水に流して前向きに進みますって、なんか騒いだ割にはDMP側が譲歩したとかいう部分は余り無くて、著作権の管理委託はジャスラックだけが選択肢じゃないよとか別に譲歩ともいえない程度のものです。なんというかクリプトン側が勝手に盛り上がっていきなり盛り下がったような感じでした。これはちょっと変だなあとか思ったわけですが、権利関係の代行業者としてクリプトンが依頼したところがフロンティアワークスらしいことを知り、納得できました。

会社名
株式会社フロンティアワークス
所在地
東京都板橋区弥生町78−3
設 立
平成14年8月
資本金
5,000万円
事業内容
DVD・ビデオ・CD・書籍・雑誌・ラジオ・ゲームの企画、制作、販売
携帯電話・ブロードバンド配信

代表者
代表取締役 及川 武

ようはここが権利関係の囲い込みをしたかっただけの話じゃないかと。クリプトンが初音ミク同人グッズに配布停止、画像取り下げ勧告:【2ch】日刊スレッドガイド こんなニュースが同時期にありましたよね。でこれ

しかもニコニコ動画とは権利関係で対立関係にあるわけで(ようは削除側ですわ)、ここが揉め事の震源地になっていたと考えるのはあながち間違いではないかも。そして話がいきなり収まったのは、その辺をつつかれて話が大きくなったときに(なにせニコニコ動画には2CHのひろゆきがついていますからねえ)、一番の稼ぎ時である有明のイベントでの売り上げに大きな影響が出る恐れがあると。なんせおたく界のの電通のようなとこみたいですからここ、優良コンテンツを片っ端から囲い込んでるし、叩かれれば埃がいっぱいでるんじゃないですか。
(参考記事)ドワンゴ・クリプトン問題 ニュー速+に自称関係者降臨:FileNotFoundの日記さん
※この記事は憶測のみによって書かれたものでありまして、まあいってみたらフィクションです。真実はあなたが見つけてくださいませ。別に書いてもまずいことはないと思うんですが、やばそうだったらどなたか忠告のコメントでも入れてくださいな。