龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

電波でGO!2

まず最初に中国の経済発展に伴う環境汚染があるわけだ。中国人ちゅうのは金儲けには人一倍熱心で金儲けのためなら何でもやるんだが、その結果が、いまや中国全土を多い尽くさんばかりのいわゆる公害ということだ。なるほど脱硫装置やら浄化装置やらは取り付けにも運用にも金がかかるし、しかも取り付ければ生産性が低下する。金を愛する中国人なら当然最初っからそんなもの取り付けないし、仮についていても邪魔者だからと取っ払ってしまう*1。当然煙突からは亜硫酸ガスやら粉塵やらなんやらが全開で飛び出すし、排水溝からは七色の綺麗な液体が川に溢れ、汚泥と重金属によるジェノサイドで川は死滅し流域の農地は汚染されまくり、周辺住民は中国版イタイイタイ病とか中国版水俣病、中国版川崎喘息とかで青息吐息の次第となっている。もちろん裁判沙汰になっても企業のほうが圧倒的に有利なのは、長年人治政治が続いてきた中国様ならではの結果である。さすがにこれは拙いと中央政府も考えてはいるんだが、幾ら規制をしても人治政治なもんでザル、金にならんことや自分が損するようなことは中国人は絶対やらんのだ。
ここで中央政府も考えた、国民に負担を強いるような政策は、それがどんなに正義であっても中国では通用しない(特に資本家相手では)。そんなときはだましやすくて気前のいい隣の金持ち国家日本からボッタくってやればいいんだ。幸い日本も中国から飛んでくる汚染物質で困っているみたいだし、うまいこと謝罪だ補償だと脅して情に訴えれば金を出させることができるだろう。うまいことに話の通じない小泉が退陣して政権も変わったことだし、今がチャンスだ。と思ったんだけどまた今度の安部がまったく融通が利かん奴だ。外相の麻生と一緒に中国包囲網なんて物を作ろうとしている。とんでもない、環境問題で支援してくれなんて弱み見せたら何を言い出すかわからん。こいつらにはさっさと政権から退いてもらおう。自民党内部に大勢いる中国シンパと友党民主党を使っての、安部内閣倒閣工作は参議院選挙での自民党敗北という追い風も吹いて大成功。次期政権も裏工作で親中国の福田を擁立することに成功した。
と思ったら今度は民主党が政権に色気を見せて、政権への対立行動を止めない。はやいとこ福田に中国詣でをさせて、中国の環境対策に全面的な支援をするって共同声明で言わせたいのに、小沢が対テロ特措法を人質にして政治をストップさせてしまった。このままでは年内の福田訪中が無理になってしまう。北京オリンピックがらみで北京の大気汚染とか世界で注目されてるし、国内では汚染垂れ流し企業と住民の間で騒乱が頻発してるのにこれは非常に拙い。小沢を排除しなければ(続く・・・かも)

*1:これほんとですから