9月米新築住宅販売は＋4.8％、8月は大幅下方修正：ロイター
［ワシントン ２５日 ロイター］ 米商務省が25日発表した新築１戸建て住宅販売統計は、9月の販売戸数が前月比4.8%増となる一方、8月分が大幅に下方修正され、まちまちの内容となった。
9月の販売戸数は年率ベースで77万戸となった。アナリスト予想は78万戸。8月分は73万5000戸に下方修正された。
販売が不振となる一方で、在庫が減少したほか、販売価格の中央値が上昇した。
9月の新築住宅販売価格の中央値は23万8000ドルで、8月の23万2100ドルから2.5%上昇した。
販売在庫は8.3ヶ月分に相当する52万3000戸で、8月の9ヶ月分に相当する531000戸から1.5%減少した。
9月の販売戸数は前年比では23.3%減少した。地域別では大半が減少するなか、西部は37.7%増となった。
全文引用ですみません、この記事で強調されているのは赤字の部分。でも注目しなければならないのは青字の部分、前月比4.8％増(しかも前月の実績を大幅に下方修正)と前年同月比23.3％減のどちらが大事でしょうか。龍神沼としてはお先真っ暗としか言いようが無いんですけどね。
ついでに気がついたこと、「9月の新築住宅販売価格の中央値は23万8000ドルで、8月の23万2100ドルから2.5%上昇した。」これってようは貧乏人が住宅を買えなくなってきたってことじゃないんですか。前年比で23.3%減ですよ。普通なら価格下がるでしょう。ここから見えてくるのは価格の安い住宅が売れなくなっているから全体の中心価格が上がっているということであって、一見景気のよさそうな話に見えますがぜんぜんプラス要因じゃないんですよ。こんな投資にはある程度経験がある人たちが読むようなサイトの短い記事の中に情報操作が4つも入ってるんですから*1、ほんと世の中って怖いですよね。
*1:もうふたつは自分で探してね
