龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

ぐーぐるついに中国と決別か

こんなニュースが大紀元で出ていました。グーグル地球村、ダルフール・ジェノサイドのネット博物館設立
予てからGoogle社は中国国内での事業展開を図るため中国政府にひざを屈して、中国政府の情報統制に手を貸していたわけですが、このニュースによればいよいよ中国政府の非人道的政策に反旗を翻し、創業以来の不偏不党のリベラリズムと人間としての良心に従って、良識ある行動に出たみたいです。

スーダン政権によるダルフールのジェノサイドは、国際社会の怒りを引き起こし、民衆の関心を引き寄せた。4月10日、米国ジェノサイド記念館はグーグル社と協力し、ネット技術を利用して、国際社会がダルフール危機に関心を寄せるよう共同記者会見を開いた。
記者会見では、ジェノサイド記念館およびグーグル社の責任者が新しい共同プロジェクトを紹介した。グーグル社の衛星地図サービスソフトを利用し、グーグル地球村および国連、米政府、非政府組織、独立カメラマンが提供された写真と文字説明を使い、2億近いグーグルネット利用者へ、コンピュータの画面からダルフールの悲惨な現状を見ることができるサービスを提供した。利用者は、破壊された村と家屋を拡大することができるし、写真に合わせ、音声説明も聞くことができる。

グーグル社スラグ副総裁は、今回のサービスは検閲および制限は一切なく、中国大陸の利用者を含み、すべてのグーグル利用者へ開放すると明らかにした。

Googleは短期間に巨大な存在になってしまった結果、経済的利益の追求のため自らの理念に目を瞑ってしまっているところが最近顕著に見えていただけに、今回の行動は資本の論理よりも大事なものをGoogleが取り戻したということで大いに歓迎すべきことですね。さらに同社には、Google八分等の資本や一部政治勢力による要請によって情報統制に手を貸すような行為に関しても、さっさと手を引いていただききたいものです。