龍神沼の自由帳

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社会的コストの形

 最近バリアフリーということで公共性のある施設では、体の不自由な方が利用しやすい環境が整備されています。それにかかる費用は一過性のものでなく、将来的にも投資し続けていかなければならないものです。そこでふと思ったのは、バリアフリーに投資されるコストをマンパワーで置き換えた場合どちらがコスト的に有利だろうかということです。具体的に言えば視覚障害者や四肢に障害がある人など、日常的に外出する機会を持つ障害者をマンパワーで補助した場合、バリアフリーのために為される投資と較べてどちらがコスト負担が大きいか比較することに社会的意義を見出すこと、それに対しての是非です。これについては、それぞれの立場の中でいろいろな考えを持つ人がいるだろうと思いますが、心の問題も含めてじっくり考えてみたいと思います。