モンタナ級2隻、ノースカロライナ級2隻、サウスダコタ級2隻で戦艦6隻ですか。過去2回の陸上砲撃時の航空攻撃での損害から、今回は制空対策のために空母4隻を連れてきたわけですね。巡洋艦が重巡軽巡合わせて18隻、空母部隊の護衛に6隻割いても12隻が戦艦部隊の周りを固めるわけで、前回のサイパン沖の夜戦やバンカ沖で日本海軍の魚雷攻撃で痛い目にあった反省もしているわけです。駆逐艦76隻！誤植でないのなら空母の護衛に20隻、戦艦群の直衛に20隻前衛の巡洋艦部隊を2群に分けてそれぞれに10隻づつ、レーダーピケット艦に16隻、まさに蟻の入る隙間もない完璧な布陣です。
しかーし、冬のオホーツクを甘く見てはいけない、凍りつき作動しないレーダー、海面を覆う猛烈な吹雪の為閉ざされた視界、北の守りを担う志摩提督率いる地の利を知り尽くした第5艦隊、そして大井･北上＋αの重雷装艦の凶悪な酸素魚雷の群、2隻ぐらいは沈むでしょうね米戦艦、極寒の海だから沈んだら生存者少ないだろーなー。あまりの戦死行方不明者の多さに驚愕する米国市民、果てなく続く大義無き戦争に遂にその怒りが爆発する！ってなことになるんでしょうかね。
前にも書いたけど、マリアナ攻略米機動部隊、護衛の戦艦を全部と多数の巡洋艦駆逐艦を北に持っていかれた上、頼りのコルセアもハルゼーに分捕られ、両用艦隊の護衛に少なからぬ巡洋艦駆逐艦を引き抜かれたら、如何に物量を誇る米海軍といえども絶対的に護衛戦力が不足すると思うんだけど、これってマリアナでの日本軍勝利の伏線でしょうかね。北での痛み分け、マリアナでの攻略作戦失敗、真珠湾への奇襲攻撃成功でますます募る米国の焦り、さてどの辺で長きに亘った日米戦の決着が付くんでしょうか。やっぱ比島かなあ。陸軍もいっぱい死んだら、さすがにアメリカも対日戦から降りるしかないでしょうね。
