龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

団塊の世代って偉い人いたっけ

 団塊の世代、学生時代に安保闘争とかあってあんまり勉強していない人たち。中途半端に出来がいい人たちは学生運動にのめりこんで一般的なサラリーマン人生からドロップアウトしました。心情的に左翼なので、お金儲けとかは生き方に反しているので積極的には取り組めません。有機とかスローライフとか田園とかそんな言葉が自分にぴったりくると思い込んでいるので、その辺に関連した仕事についている人も結構いるようです。
 団塊世代のできる人達、彼らは頭がいいので学生運動なんて参加しません。結果が見えていることに手を出すのは時間の無駄ですから。もちろんしっかり勉強して上級の国家公務員や一流企業に就職しました。でも彼らも団塊の世代の人なので競争から逃れることはできませんでした。気がついたら一回り上の世代の人達の派閥というものに取り込まれ、出世競争という名の足の引っ張り合いにに巻き込まれ、当然のことながらできのいい人達が1番に出世の道から引きずり降ろされました。上の人にはできすぎる人はいずれ自分たちの地位を脅かす人達とみられ、同僚たちからは自分の出世の障害物と思われるのだから、1番に狙われるのも当然ですね。
 そんなこんなで結局企業で生き残った団塊の人達の多くは無能な働き者になってしまったわけです。彼らは基本的にイエスマンなのでバブルのときは一緒になって調子に乗り、バブルが終ると責任を取らされてリストラされ、そろそろトップと思ってもいつまでも上の人達に居座られ、気がついたら自分たちを飛ばして、*1下の世代が抜擢されて社長になったりと散々です。子供たちはいつまでも自分探しとか言って親離れ家離れができずすねをかじられ続け、バブルのときに調子に乗ってローンを組んで家を買い換えたら資産価値はがた減りで高額のローンだけが今も残ってて、退職金は本当に大丈夫なの、年金はいつからもらえるのって心配事ばかりでいやほんとに大変ですね。
 団塊の世代で本当にできる人達って社会の中心ではなかなか見つけることができないみたいです。外食産業とかアパレルとか情報とか芸能とか学習産業とか、なんかその辺に結構いそうな気がします。*2

*1:だって能力の有った人達はとっくの昔にスポイルされてるんだから

*2:この文章は想像と妄想で描かれています。あんまり真剣に受けないでください。まあこのブログのほとんどがそんなものなんですけどね。